膨張して見える色、収縮して見える色(色彩検定®3級)

  • 更新日:2020/07/22
  • 黒の服は細く見え、白の服は太って見えちゃう・・・。白が着たい気分なのに、でもな…って迷われることがありませんか?個人的にはそこは気にせず色を楽しんでほしいな、と思いますが、せっかくのお出かけなので気になっちゃいますよね。

    一般的に明るい色は広がって見え、暗い色は萎んで見えます。私たちの眼の構造上そのようになるようですが、ポイントは明るい-暗いという明度の差が見た目の大きさに影響しているということです。色相や彩度の差は見た目の大きさにあまり影響しないようです。

    寒暖の差は暖色・寒色といわれるように色相の差が大きく影響していますが、膨張-収縮にはあまり影響しないのですね。同じように鮮やかな色と同じ明るさで色味が薄いグレイッシュな色でも見た目の大きさに差は感じにくいということです。

    もっぱら明度の差が見た目の大きさに影響するようですよ^^
     
    明度の差が見た目の大きさに影響する
    下の図の(a)は右の青は明度の低い紺色で、ライトトーンのイエローを比較すると収縮して見えます。しかしながら、(b)のようにライトトーンのブルーはイエローと同明度で大きさに変化があるいようには感じません。





    同じように、次のイラストも②に対して③は同程度の明度で彩度が高くなっていますが、大きさは変わらず見えます。これに対して①は明るい色で、②よりも膨らんで見える傾向にあります。








     
    碁石の黒と白は大きさが異なる



    白は黒よりも膨らんで見えるため、碁石は白と黒で大きさが異なります。黒は22.2mm、白は21.9mmと、その差わずかに0.3㎜ですが、白が大きく見え、心理的に黒側が圧倒されないように考慮されていますよ♪
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