山形和傘の職人を目指すハンドメイド作家【和雑貨工房き・ら・ら】さんをご紹介

>>プロフィール
その前に、山形和傘の古内清司さんについてご紹介させてください。
山形和傘の骨は52本で一般的な番傘よりも多く、雪の重さにも耐えられるように堅牢な作りになっています。その反面制作も難しく、骨を組み、和紙を貼って油を塗り、干して乾かした後に漆を塗って完成するまで、ひとつひとつ丁寧に作り上げられていきます。
昭和初期には山形和傘の専門店が100軒以上あったようですが、現在でも作りづつけているのは古内和傘店3代目の古内清司さん(67歳)のみとなっています。
■古内和傘店 店主:古内清司氏が語る和傘の素晴らしさ
YouTubeにアップされている古内さんへのインタビュー動画では、古内さんの穏やかな表情、丁寧な言葉遣いに和の温かさを感じます。”丹念に丹念に” ”作業をひとつひとつ積み重ねていく" "地道に積み重ねて" "一つ一つの工程をおろそかにしない" "正直に作り続けていく"。日本の伝統を守り続けていらっしゃいます。
>>山形和傘作りが最盛期
そのような山形和傘の製法を用いて、き・ら・らさんは作品を展開されています。今回はインテリアにも楽しいミニ和傘3点をご紹介させていただきます。
※minne販売ページより・インテリアとして飾る
・ミニチュア畳と共に
・お香と楽しむのも良し
・ライトで照らして照明として使う
・傘の下にお茶菓子を置いて優雅なひと時に
…などなど使い方色々!
お部屋に飾ると夢のあるワクワクとした雰囲気になりますね♪色とりどりの模様、伝統工芸を身近に楽しみたい方におすすめです♪
『星空うずまき』
『振袖和傘』 其の二
『振袖和傘』 其の四
き・ら・らさんの作品は山形和傘の製法を取り入れながら、明るく楽しい雰囲気のデザインが特徴的です。しっとりとした落ち着きのある和傘も素敵ですが、明るくハイカラな和傘も素敵ですね♪日本の伝統工芸の維持・発展に貢献されている姿にも頭が下がる思います。
き・ら・らさんの次の作品が楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございます。

自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、 オリジナルデザイン自転車(一部、TVドラマでも使用)の企画を担当し、色彩の世界に誘われました。 色彩検定1級を独学で取得後、色彩心理・色彩文化を深め、株式会社カラーオンを設立。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに 衣住等物品販売の支援サービス、色彩学習サービス、ウェブメディアの運営を行っています。