色彩検定®よくあるご質問(FAQ)
色彩検定®について
どのような人が学習・受検していますか?
高校生や大学生、社会人の方が多く学習・受検されています。中には、自己啓発として定年を迎えられた方や主婦の方も学習・受験されていて、仕事だけでなく趣味や実用にも活用されています。
受検に必要な資格はありますか?
色彩検定®の受検に必要な資格はありません。
はじめて学習するのですが、何級を受検すればよいでしょうか?
色彩検定®は何級からでも受検ができます。色彩を基本からしっかりと知りたい方は3級から、色相・明度・彩度の違いをご存知の方は2級から学習してもよいでしょう。ただしPCCS(日本色研配色体系)は2級でも出てきますので、3級を受検しない場合でも3級公式テキストを学習されることをお勧めします。
検定に合格すると就職や仕事のどのような分野で役に立つのでしょうか?
色彩検定®は国家資格ではないこともあり、有資格者であることが就職や仕事の給与面などに直接影響するものではありません。活かせる仕事としては、ファッションコーディネーター、アパレル販売、美容師、メイクアップアーティスト、グラフィックデザイナー、印刷業・DTP、WEBデザイナー、WEBディレクター、インテリアデザイナー、建築デザイナー、プロダクトデザイナー、パティシエなどがあり、デザイナーであっても企画・提案職であっても、お客様(クライアント)に対して、論理的・視覚的に内容を伝えることができるようになります。
検定に合格するとすぐカラーコーディネーターになれるのでしょうか?
色彩検定®に合格するとカラーコーディネーターを名乗ることはできますが、有資格者になったことですぐにお仕事が頂けるわけではありません。あくまで一定の知識・技術レベルがあることを証明する資格として、お仕事を行う際に役立てていただけます。
社員のスキルアップのために色彩検定を受けさせたいのですが、どうしたよいでしょうか?
色彩検定®には個人受検と団体受検がありますのでご検討ください。
申込みはどこでできるのでしょうか?
全国の書店及びインターネットでお申込みが可能です。
色彩検定を受けたいのですが、男性は会場で浮いたりしますか?
近年SNSの発展により、誰でもクリエイティブな発信ができるようになりました。SNS投稿するときの配色を理解するために色彩検定®を受検する方もいらっしゃいます。色彩検定も以前は服飾に関わる色の検定試験という要素が強かったですが、現在はデザイン分野への活用もあり、男性が受検して浮くというイメージはありません。
学習方法
はじめての受検ですが、どのような勉強方法がいいのでしょうか?
色彩検定®は1級まで独学で合格される方も少なくありません。当サイトの問題制作者も独学で合格しています。おすすめの勉強方法は公式テキストと過去問題集の活用、その他無料・有料の問題を多数解くことです。合格基準は70点程度とされていますので、テキストの内容を8割~9割理解することを目指してはいかがでしょうか。
いきなり2級から受検してもよいのでしょうか?
はい、大丈夫です。当サイトの問題制作者も3級は受検していませんが、3級の内容は2級受検時に公式テキストを使用して学習しています。
試験の出題はどの分野からが多いのでしょうか?
色彩検定®を受検される方に目的や興味の箇所は異なると思いますが、公式テキストの内容がまんべんなく出題されます。配色やファッション・インテリアの分野は人気で多くの方が率先して取り組まれますが、電磁波の種類・眼の構造など科学的な分野もマスターする必要があります。また色名も一定数出題されますので、早めに学習に取り組むことをお勧めします。
教材はどのようなものがありますか?どこで購入できますか?
学習にあたって最もおすすめの教材は色彩検定協会が出版している公式テキストです。初めて公式テキストを買われる場合は最新のものをご購入下さい。色彩検定®の問題は最新の公式テキストから出題されます。
次に同じく色彩検定協会が出版している過去問題集をご利用ください。ただし、公式テキストが改訂され出題範囲が異なる場合がありますので、ご注意ください。
次に同じく色彩検定協会が出版している過去問題集をご利用ください。ただし、公式テキストが改訂され出題範囲が異なる場合がありますので、ご注意ください。
公式テキストは必要ですか?人から譲り受けた過去の公式テキストは使用できますか?
過去の公式テキストを使用することは色彩の学習にはお勧めですが、改訂最新版と内容が異なっている場合があります(ある章一括別級出題範囲に変更している、など)のでご注意ください。
過去問は役に立ちますか?購入する必要はありますか?
過去問題集は役に立ちます。購入をお勧めいたしますが、当サイトの問題集は次回色彩検定用にまとめられていますのでご利用頂けます。
3級にギリギリ受かった感じです。2級は独学で合格難しいでしょうか。
はい、大丈夫です。3級に比べて2級は内容が難しく感じられる方もいますが、より実用的で楽しく3級よりもスムーズに学習を進められる方もいます。色彩検定®は色々な分野の知識を学習するため苦手分野もあるかもしれませんが、私たちが色を社会の中でより適切に楽しく使うために必要な情報でもありますので、頑張って学習してほしいと思います。
ライター・編集者
カラーオン Mitsuru
カラーコーディネーター自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、オリジナルデザイン自転車(TVドラマでも使用)の企画を担当したことから色彩の世界へ。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに、多くの人が色・コーディネート・デザインを楽しめるようにコンテンツをご提供しています。