JAFCA(ジャフカ、日本流行色協会)が発表・提案している2022年春夏プロダクツ&インテリアカラーをご紹介します。
詳細については
JAFCAホームページをご確認ください。
2022年春夏のプロダクツ&インテリアカラーの全体的なテーマは“Revive” リバイブ(復活)ということで、ウイルスによる命の危機や経済危機を乗り越えた世界で、自分の居場所を再確認するようなカラーテーマが選定されています。
特にDegrowth(デグロース:脱成長)は、経済指標に一喜一憂せず、粛々と日々を愉しみ豊かな心を蓄積することを思わせるテーマで今期を象徴するカラーが選ばれています。そこに未来感のあるテーマ、心を躍らせるテーマもポジティブな活動を後押しするテーマとして取り入れたくなりますね。
昨季までのベージュ、ブラウンを中心としたグループから、もう一段力を抜いてリラックスできるトーンです。鈍い色が多くある中、イエローの存在は頼もしく、大人のピンク、ブルーグレーが特徴的です。
2.Optimistic Bio オプティミスティック・バイオ
どこか不思議で個性的なバイオの世界。ブライトなイエローやイエローグリーンを合わせることでポジティブに新鮮な雰囲気となります。自らの力で回復する自然の力、平和目的のバイオテクノロジーを意識したテーマです。
はじけるような生命力を感じさせるカラーグループであると同時に、どこか穏やかで中世を思わせる色使いは、古きをたずねて新しきを知るかのような、体験を乗り越えて工夫することの喜びと楽しみを表現したようなテーマにも思えます。単に楽しい、陽気なエネルギーだけでなく、一人ひとりの個性を表現し混ざり合う時代になりましたね。
Happy color life for you, your family and your neighbers.
ライター・編集者
カラーオン Mitsuru
カラーコーディネーター
自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、オリジナルデザイン自転車(TVドラマでも使用)の企画を担当したことから色彩の世界へ。
「色彩が社会を元気にする!」をモットーに、多くの人が色・コーディネート・デザインを楽しめるようにコンテンツをご提供しています。