色彩を学ぶ

” 毎日が楽しくなる色彩知識を学ぼう! ”

 

トーンオントーン配色を理解して、毎日の色彩生活を楽しもう!

「トーンオントーン」とは直訳すると「トーンの上にトーン」という意味となり、トーンオントーン配色は「トーンにトーンを重ねた」配色のことを指します。

PCCSを用いた定義としては、色相が同じか色相差が3以内の色で、明度差をおおきくとった配色になります。(色彩検定®)

同系の色相でまとめられていますので統一感がでる配色になります。似ているトーンを重ねた場合は落ち着きのある印象に、トーン差が大きい場合は明快な印象になります。
クイズに挑戦!
このページでご紹介している内容をクイズにしました。全部で2問です。回答を選ぶと結果が表示されます。
<問題>

    Next
    トーンオントーンの配色例①
    トーンオントーンの配色例②
    トーンオントーン配色例③
    このインテリア空間において、1:ソファのカラーデザイン、2:壁紙のトライアングルがトーンオントーン配色になっています。

    1:ソファはベース(台座)とソファ生地、そしてクッションがPCCSの色相番号4番(赤みのだいだい)付近の色で、明るいブラウンと暗いブラウンのトーンオントーン配色になっています。赤みのブラウンのイメージ(クラシックな落ち着き感)の統一感がありつつ、2色によリズム感がポジティブな気持ちを引き出してくれるカラーデザインです。

    2:壁紙のトライアングル模様はPCCSの色相番号2番(赤)付近の色で、ソフトトーン、ライトグレイッシュトーン、ダルトーンといった中間色でまとめられたトーンオントーン配色になっています。トーナル配色とも呼ばれシックで落ち着きのある上品なカラーイメージになっています。
    ドミナントカラー配色
    ドミナントカラー配色は3色以上の色相に統一感のある配色です。

    PCCSで同一色相から色相差が3以内の色相を用いることはトーンオントーン配色と同じです。

    トーンオントーン配色は同系色の濃淡配色で主に彩度は同じで明度差をつけた配色になります。ドミナントカラー配色は彩度差もつけた配色も含まれます。トーンオントーン配色は、ドミナントカラー配色の一部ということができます。

    ファッションやインテリアのカラーコーディネートを考えるときには、トーンオントーン配色の明度差を意識した色選びがお勧めです。

    素材によって光かげんや見る角度によって色は多様な表情を見せますので、できるだけ色選びはシンプルに考えるとよいですよ。
    ■□■ トーンオントーンについてさらに見てみる ■□■
    当サイトの検索結果よりトーンオントーンの情報をご覧いただけます。
     

    >>”トーンオントーン”に関する他のコンテンツを確認する

    ライター・編集者

    カラーオン Mitsuru

    カラーコーディネーター

    自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、オリジナルデザイン自転車(TVドラマでも使用)の企画を担当したことから色彩の世界へ。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに、多くの人が色・コーディネート・デザインを楽しめるようにコンテンツをご提供しています。
    配色パターン探索
    「●」から連想する言葉は?