
色相を手掛かりにした配色方法(色彩検定®3級)

3級の「色相を手掛かりにした配色」と「トーンを手掛かりにした配色」をしっかりと理解していると2級の配色技法並びに1級のイメージ別配色法が、すっきりとお腹で理解しやすくなります。
今回は3級で学ぶ灰少く技法から「色相を手掛かりにした配色」ついて考えてみます。

同一色相配色は、PCCSで色相差が0の配色です。色相番号が2であれば、「v2とb2」や「dp2とp2」などになります。

配色は2色以上の色の組合せですので、色相が同じの場合、トーンが異なる配色となります。色彩検定®2級に出てくる配色技法の中では、トーンオントーン配色やカマイユ配色などが代表的な配色技法になります。


色は見る眼(=見る人)が違えば感じ方が異なります。個人の身体能力が異なるように、色を見分ける神経が異なるためです。その影響もありトーンが異なると感じる色味も変わってしまいます。 同化や対比といった現象が起こり、人によって見え方が違ってしまうところが、色の難しいところですね。
隣接色相配色は、色彩検定®2級に出てくるフォカマイユ配色などが代表的な配色技法になります。

類似色相配色は、色彩検定®2級に出てくるトーンイントーン配色やトーナル配色が代表的な配色技法になります。





このように色彩検定®3級で学ぶ「色相を手掛かりにして配色」でもカラーコーディネートを考えることができます。ファッションコーディネートでもインテリアコーディネートでも、色選びに迷ったときはシンプルにこれらの配色を検討してみてはいかがでしょうか。
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自転車店勤務時代にウェブデザイン・チラシデザインの制作、 オリジナルデザイン自転車(一部、TVドラマでも使用)の企画を担当し、色彩の世界に誘われました。 色彩検定1級を独学で取得後、色彩心理・色彩文化を深め、株式会社カラーオンを設立。 「色彩が社会を元気にする!」をモットーに 衣住等物品販売の支援サービス、色彩学習サービス、ウェブメディアの運営を行っています。
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