色相を手掛かりにした配色方法(色彩検定®3級)

  • 更新日:2020/07/26
  • 色彩検定®は3級、2級、1級の順に配色に詳しくなっていきますが、3級でも配色のポイントを学べるようになっています。例えば3級で学ぶ配色技法(「色相を手掛かりにした配色」、「トーンを手掛かりにした配色」)は、2級で学ぶ配色技法(「トーンオントーン配色」とはどのような配色か)のベースになっています。また1級で学ぶイメージ別配色法(「エレガント」はどのトーンのどの色相で構成されているか)は2級の配色技法がベースになっています。





    3級の「色相を手掛かりにした配色」と「トーンを手掛かりにした配色」をしっかりと理解していると2級の配色技法並びに1級のイメージ別配色法が、すっきりとお腹で理解しやすくなります。

    今回は3級で学ぶ灰少く技法から「色相を手掛かりにした配色」ついて考えてみます。
     
    同一色相配色


    同一色相配色は、PCCSで色相差が0の配色です。色相番号が2であれば、「v2とb2」や「dp2とp2」などになります。


    配色は2色以上の色の組合せですので、色相が同じの場合、トーンが異なる配色となります。色彩検定®2級に出てくる配色技法の中では、トーンオントーン配色カマイユ配色などが代表的な配色技法になります。


    隣接色相配色
    隣接色相配色は、PCCSの色相差が1の配色です。若干色みに違いを感じる配色で、同じようなトーンであれば遠目から見ると単色に見えるような配色です。 トーンを大きく変えれば同一色相に見えるかもしれないくらいの色相差です。



    色は見る眼(=見る人)が違えば感じ方が異なります。個人の身体能力が異なるように、色を見分ける神経が異なるためです。その影響もありトーンが異なると感じる色味も変わってしまいます。 同化や対比といった現象が起こり、人によって見え方が違ってしまうところが、色の難しいところですね。

    隣接色相配色は、色彩検定®2級に出てくるフォカマイユ配色などが代表的な配色技法になります。
    類似色相配色
    類似色相配色は、PCCSの色相差が2または3の色の組合せです。これくらいの色相差になると、明らかに色相が違うことがわかります。明らかに色相の違いがわかる配色は色のイメージを感じにくくなります。そこでトーンを合わせた配色にすることで、カラーコーディネートに安定感が出てきます。



    類似色相配色は、色彩検定®2級に出てくるトーンイントーン配色トーナル配色が代表的な配色技法になります。
    中差色相配色
    中差色相配色は、PCCSの色相差が4~7の色の組合せで、それぞれの色の間に共通の色みを感じない配色になります。例えば「v8とv14」「d20とsf24」などになります。


    対照色相配色
    対照色相配色は、PCCSの色相差が8~10の色の組合せで、暖色と寒色、暖色/寒色と中性色などいろいろな組み合わせになります。例えば「s8とs18」「ltg16とg24」などになります。




    補色色相配色
    補色色相配色は、PCCSの色相差が11または12の色の組合せになります。メリハリがあり、比較的彩度の高い色同士の場合は派手で力強い印象になります。例えば「v8とv20」「lt4とlt16」などになります。


    v8を軸に各配色方法を並べてみると・・・
    各配色の違いをもう少し確認してみましょう。v8を基準に各配色例を並べてみました。例えば隣接色相配色と類似色相配色の色みの違いなどを見比べてみると、各配色の違いが感覚的につかめるのではないでしょうか。




    このように色彩検定®3級で学ぶ「色相を手掛かりにして配色」でもカラーコーディネートを考えることができます。ファッションコーディネートでもインテリアコーディネートでも、色選びに迷ったときはシンプルにこれらの配色を検討してみてはいかがでしょうか。

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